シティ地区にはシンガポール創始者とよばれるラッフルズ卿が上陸した場所にあるシティ・ホールや数多くの歴史的建造物が点在する一方、ウォーター・フロントにあるマリーナ地区には、「サンズ」をはじめ、新しいショップやレストランが続々と誕生し、トレンド発信の地となっています。
シンガポール川は、1819年にラッフルズ卿が上陸し、シンガポールの礎を築いたのち、現代にいたるまで常にシンガポールの新しい文化の発祥地となっています。なかでも、クラーク・キー周辺には多くの飲食店が立ち並び、観光客のみならず、地元の人々にとっても人気のスポットになっています。
東京の銀座、ニューヨークの五番街、パリのシャンゼリゼ通りのようなシンガポールを代表するショッピングストリート。かつてスパイスの農園だったオーチャード・ロードは、今では20を超えるショッピングモールが通りの両側に並び、多くの買物客で賑わっています。
19世紀初頭に中国人居住区として定められたチャイナタウンは、いまなお当時の面影を残しています。国民の7割以上を占める中国系住民にとっては生活の場であると同時に、レストランや土産物屋が立ち並び、多くの観光客が訪れます。
19世紀中頃、もともとは牧場だった場所へインドからの移住をしてきた人々が築いた街。ヒンズー教寺院であるスリ・ビーラマカリアマン寺院を中心に、食料品、衣料品や生活雑貨を扱う店が軒を連ねます。
シンガポール最大のサルタン・モスクがあり、中国系に次いで多いマレー系やアラブ系などイスラム教徒の居住区。絨毯や衣料品、そして水パイプを用意するカフェもあり、さながらアラブの街角にいるような気分になります。